ハムスターを飼育するためのゲージを、インターネットで検索すると、網々の物が多くヒットします。
それにスペースが小さいもの(約30cmX30cm)が多く売られています。
一匹だけ飼うならそれでも良いかもしれませんが、多頭飼いだと狭く感じると思います。
私の家では飼っているハムスターがゲージを登って脱走してしまうんです。最近は味をしめたのか以前よりも回数が多くなってしまいました。
ハムスターが登って逃げないようにしないといけません。
購入したハムスター飼育用のケージ
今回、フタを作ることになったゲージは、多頭飼いにお勧めなで広いのですが、蓋が付いていないことが欠点でした。
なぜそのようなことになっているのかと言えば
そもそもハムスター用ではありませんので(笑)
それがこちらです。

なんと、金魚や観賞用魚の「水槽」です(笑)
値段と広さを両立できたのがこれだったのです。そもそもの目的である蓋は作ればいいかと考えに至ってしまいました(笑)
ゲージのサイズですが、
- 高さ :26cm
- 奥行き:30cm
- 幅 :60cm
です。幅が60cmもあるのでハムスター達は動きたい放題ですよ。
ガラスなのでそれなりに強度もありますし、透明なので観察しやすく奥行きも程良くあり横が広い!買って良かったと思っています。
口コミではガラスが割れていたとかありましたが、私はそのようなことはありませんでした。少し安心しました(笑)
ゲージの蓋をDIYする!
幅と奥行きはそれぞれ60cmと30cmですので、それに合うサイズを探さなければなりませんでした。
ほかにも考慮する点があり、挙げてみると
- 低価格
- 最終的なサイズは 60*30 cm
- ハムスターが持ち上げられない程度の重さ
- 上からも見たいので透明なもの
- 通気穴があるもの
この条件なかなかないもので、最悪、重さも後から何とでもなりますし、通気穴はDIYして空けることにしました!
通気穴を除くと良い物がカインズホームに売っていました。
縦横 30cm の厚さ 1mm の「アクリル板」です。

1枚¥330-くらいで購入できました。今回はお金を掛けたくなかったので、厚さは 1mm でしたが、3 mm や 5 mm 厚の物も販売されていました。
幅が 60cm あるので2枚購入しています。
蓋に通気穴を空けていく!
良くDIYをするので工具は揃っています(ブログにはあげていませんが)。
順序としては
- アクリル板に通気穴の中心点をマジックペンでマーク。
- そのマークを中心にしてインパクトで穴を空けていく
です。簡単でしょう。
アクリル板にマーキングする
今回購入した水槽の端は、物が置けるようにプラスチックが突き出た形状になっていますので、ここにアクリル板を置くことができます。
突き出た部分は 1cm 程度ですが、そこに穴が空いた部分がきても意味がないので3 cm程度離した位置から穴を空けることにしました。
※mm単位で調節する必要がないDIYですので、この 3cm 離したのは本当にテキトーです(笑)
今回はこのようにマーキングしてみました。

水槽の突き出ていない部分は、 3cm 空けずマーキングして空けてしまいます。
これを2枚ともマーキングします。
マーキングしたアクリル板に穴を空ける
さて穴を空けていきますが、穴を空ける際に少し注意点があります。
木材と同じスピードで穴を開けてしまうとアクリル板の破片が熱で固まり側面にくっついて取れなくなってしまいます。
刃にもくっつき取れにくくなってしまうためです。
また、木工用の刃を使うときは最初に打ち込みたいところとズレが生じやすいので、しっかりと強く押さえつける必要があります。
- アクリル板に穴を開ける時は低速回転が良い(溶けたアクリルがくっつくのを防止)
- 木工用刃の場合は、最初はしっかりと強く押さえつけて削り始める
- 木工用以外の刃の場合は、力を加え過ぎない
- 削る際は油をさしながら削ると、欠けを防げます(私は使っていませんが思いました)
今回はかなり開ける穴の量が多く大変でしたが、2枚とも穴を開けることができました。
2枚目はもう疲れて、開ける穴の数を半分に切り替えました。

アクリル板のくずも結構できるもんですね。
さらにアクリル板の端は角ばっているため、丸みを帯びさせるためにやすりで少し削りました。

さて、はめてみましょう!(少し微調整しました(笑))
取っ手を付けないとフタの開け閉めができなかったので、取っ手はやめて指が入る程度の穴を開けることにしました。

これで、逃げることはなくなるでしょう!
相変わらず元気に動き回ってくれています!
では。