どうもnekoshan気ままブログです。
今回は生化学分野の基準値を私自身がいつでもどこでも見れて勉強かつ思い出せるようにするために記事を投稿します。また、ブログを訪れてくれた方にも勉強の助けになると思ったのもあります。
国家試験では基準値をわかっていないと解けない問題がありますので、基準値を覚えることはとても大切です。
ここに載せた基準値は学生用基準値で、教科書に記載されているものになりますので、ご安心下さい。値と単位は正しいです。
HTMLで表を作成していちいち記入するのは面倒で、そんな時間があったら勉強します。ですので画像として貼ります。

画質悪い、なんかぼやけてますね~まぁ見えるのでいいか。
一般の方が見る場合は、この基準値を鵜呑みにしてはいけませんよ。基準値には病態識別域が含まれていますので、あくまで参考程度に留めて下さいね。
クレアチニンクリアランス(CCr)
クレアチニンクリアランス(CCr)とは、腎臓の糸球体で濾過される血液の量を知ることができる検査であり値です。
腎臓の機能がしっかりと機能しているかどうかは、一定の割合で濾過されるクレアチニンやイヌリンを測定するが、被験者は尿を貯めてもらうことが必要で、すぐに結果が出せるという検査ではありません。
http://www.twmu.ac.jp/NEP/jinkinou-kensa/jinkinou-kensa-2.html
というのも、正確にCCrを求めることができるが、きっかり2時間尿を我慢して貯めなくてはなりません。時間を測るということで正確な値として用いることができるわけです。
これを算出するために必要な要素は
- 血清クレアチニン値
- 尿中クレアチニン値
- 1分間尿量(2時間貯めた尿量を120で除算する)
- 体表面積(専用のヒストグラムがあります)
を用います。計算式は

尿中クレアチニンと血清クレアチニンの単位は「mg/dL」です。参考書によっても少し差はありますが、大体 基準値は 80~120 ml/minです。自分の値が気になる方は計算してみて下さいね。
基本的にCCrは値は基準値内ですが、値が低い場合は、尿中クレアチニンの値が低くなることで分子が小さくなり計算結果が低くなるというということです。尿中クレアチニンが低値ということは腎臓の糸球体での濾過機能が低下して濾過される量が減っていることに起因します。
CCr値が低下する原因:糖尿病性腎症
血管内の血糖が高くなると腎臓に血液を運ぶ血管(輸入細動脈)と腎臓から血液を運び出す血管(輸出細動脈)が拡張します。その結果、腎臓に運ばれる血液量も運び出される血液量は増えますが、実際には輸入細動脈の方がより拡張するため腎臓にはたくさんの血液が流れ込み腎臓内の血圧が上がります。そのことによって腎臓の細胞が障害を受けて濾過能力が低下します。
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/ckd/genin.html
他に、腎糸球体に対する抗体ができて複合体を形成する糸球体腎炎や全身性エリテマトーデス(SLE)などがあります。心臓の機能低下による心不全も原因として挙げられます。
推算糸球体濾過量(eGFR)
推算糸球体濾過量(eGFR)とは、CCrと同様に腎臓の機能を表す値として用いられますが、慢性腎臓病(CKD)の重症度を知ることができます。
計算に必要な要素としては、
- 血清クレアチニン値
- 年齢
時間のかかるCCrではなく検査自体は血液検査で血清クレアチニン値の結果だけで済むので、スピーディーです。年齢は自分自身でわかるし計算は関数電卓のアプリがあれば簡単に顕さんできますね。女性の場合は最後に 0.739 を掛けて算出します。計算式を下記に記します。

参考文献
”矢冨 裕・横田 浩充, 標準臨床検査学 臨床化学, 医学書院, p.324~327
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