日常使っているものや場所で、ここに収納があったらいいなぁと思うことや、
ここに物が置けるようにとか移動できると便利なんだなぁと思うことありますよね?
そう思ったときに自分で作ってみればいいのかと思い、
洗面台の壁にカインズホームで買った板と金具で固定して作った棚?があります。
これです↓(周り汚くてすみません💦)

これを作って以来DIYって面白いなとハマりました(笑)
時間があるときにしかできませんが、
設置する場所の長さを測って、構想を練って、設計図を書いてと全てが面白い(笑)
売っている家具はもうサイズが決まっているため、スペースに納まらないものは買えないこと。
何といってもDIYの利点は、
DIYすればスペースピッタリに設計することが可能で一番の強みです!
デザインも好みのものにすることができます!
そんなこんなで数種類作っていると依頼がありました。
タイトルにもある様に
ベッド下に収納スペースを作りたいからベッドを高くしてほしいとのことでした!
底上げする高さは大体 6 cm くらいでいいそうです。
早速サイズを測ってもらうと同時に写真を頂きました!(撮影・投稿許可は得ています。)

外観はこんな感じで、やっかいなことに足が徐々に太くなっていくタイプの足でした(笑)
これは角度を見越してすっぽりはまるものを作らないと安定しないなと思いました。
さらに、ベッドの足がベッドの端と同じ位置で並行しており、追加の足を設置した時にできるだけはみ出さないような設計を考えなければいけませんでした(足の端がベッドの端)。

これを見た時に一番簡単に補強できる金具で足と補強分を架橋してビスを打って底上げすれば良いとおもっていました。
しかし、この部屋、家具付きの賃貸ということでした。
そのため、ベッドにビスを打つことはできなくなりました。
サイズは
横:35㎜
奥行:40㎜(徐々に広がる)
足の長さ:100㎜
これはベッドの後ろ足(寝た時に足が来る方向)です。
ベッドの前足は、柱の構造ではなく35㎜の幅でつながった板状の構造でした。
ということなので足の下に約20㎜だけすぽっと入る口をつけて底上げすることにしました。
かつ収納スペースということなのでできるだけ場所をとらない構造にする、しかし安定性もしっかり確保する必要があります。
設計図
ということで基本系を考えました。

↑後ろ足部分の足下に取り付けます。
これだとスペースは確保できるが、ベッドの端に50mm基礎部分が程はみ出してしまうため、2辺分なくすことにしました。
設計図改良版

ベッドの外にはみ出すスペースが24.5㎜で済むため、少しはましかなと思いこれにしました。
次は前足の分

前足は基礎部分がはみ出しても問題ないところに置かれているためこの設計図通り使いました。
作製~完成
作業途中の写真を撮り忘れたので画像はありませんが、カットした木材をボンドでくっつけるだけなので簡単です。
使用した木材は、
- 2×6(38*140mm) SPF材
- 2×4(38*89mm) SPF材
- 1×4(19*89mm) SPF材
まず、基礎部分(140mmと111.25mmの長さの板)とベッドの足が接する部分(89*38mm)を設計図通りの寸法の位置でボンドで接着しました。
厚さが38㎜ある2×4材を2つ重ねることでご要望であった6㎝高くすることを超えて7.2㎝上げました!
ベッドの足を囲う木材(19*24.5mmと19*40mm)をさらにそのうえに設計図通りにボンドで接着しました。
足を囲う木材同士も端と端をボンドで接着しておきます。
ボンド接着中はクランプでしっかり固定して行うことをオススメします!
最後に上から長いビスで3層分固定して出来上がりです!
設置してみる
実際に設置してみました!

前足の部分(両端)↑

後ろ足の右側↑

後ろ足の左側↑(フェルトの貼り付けの雑さが目立つなwwww)
ベッドの下から撮ってくれた写真ですね、これは
後ろ足の左側なのですが、ベッドの横はご依頼人の通り道なので基礎部分を削りました。
そして、万が一ご依頼人の足が当たっても痛みを軽減できるようにフェルトを貼りました。
ご依頼人も満足いったようで何よりです:)
収納スペースが8㎝から15㎝になったため、収納できるものが増えますよ!よかったですね!
自分の家で家具を作りたいものもいっぱいありますので、でき次第更新していこうと思います!